風袋
風袋の板の修理に結構手間が
かかったが、いよいよ袋張り
まずは、新しい蝶番をつけて、
袋がすんなり張れる位置
ねじ止めする
大袋のヒンジ部分内側。
ココのラバークロスは、
なかなか付けにくい。
大袋を張る。
小袋準備。
小袋の内側には厚紙が
貼ってある。
これを予め作っておく。
カタチに決まりはない。
とりあえず元の形状をまねて作る。
大袋を張る。
私の場合、張ってから、
余った部分を切り落とす。
翌日、小袋を張る
風袋のバルブ、ヤギ革製。
この機種のように8枚使う
大型の袋張りでは、使う革も
大量になる、、、
ペダルを踏みすぎたとき
空気を逃す、安全弁。
すり減ってガタが出ていた
ペダルローラーの軸受けは
新たに作り直した。
教会などで今も多数
現役で使われている
ヤマハの11ストップ
リードオルガン5号型
今回のは1971年製、
現場で分解して、
要所を直して、また
現場で組み立てて
調律する物語、、、
何もかも直すことが
難しい場合、分解掃除、
袋張替え、調律、の
三大セットがオススメ。
袋は以前直したことが
ある、と言われて
見てみると、古い袋を
覆うように上貼りされた
応急処置的なものだった。
あからさまな上貼り
接着剤もニカワを使って
ないので、ペロッと剥がれて
しまう。
なぜ、その時のヒトは
ちゃんと直さなかった
かというと、
「面倒くさかった」
からである。
その一語に尽きる。
リードオルガンの袋張替え
は、特に、剥がすのが大変!
だから、それをやらずに
何とか済ませたい、と思う
ヒトが多いらしい、、、
直す方はちゃんと直して
なくて、依頼した方は
ちゃんと直ったんだ、と
信じている、、、
昭和末〜ヘーセー始め頃の
リードオルガン修理は
そういうのが非常に多い。
-
何十年かに一度の修理の
チャンスなので、上貼り
なんちゃって修理跡と、
元々の48年前の袋と、
両方を剥がしてから、
新しい袋をニカワで張る。
手間ひまかかって面倒な
作業だけれど、ほんの
数日で終わるので、
火星往復するのに比べたら
全然簡単なことである、、、
ヤマハ、リードオルガン5号型
風袋張替え、他
リードオルガンの修理で大変
なのは、「分解」。
沢山のネジを外して、やっと
修理箇所にたどり着く。
明日から3日くらい、この風袋
の張替え。
5号オルガンは、ストップ11個
音色が多い分、リードの枚数も
200枚以上で、かなりの数。
リードオルガンの「調律」は、
滅多に狂わないが、このオルガンも
製造より40年以上経っていて、
全体的な調律もそろそろ必要。
ピアノと違い持続音楽器の場合
調律のズレがずっと続くので
それはズレから来る不快な響きが
ボディ全体で響くので、時には
雑音に感じられる。
このオルガンの場合、調律を
合わせるかどうかで、出てくる
音楽が随分違う。
竪琴模様のゴム製ペダルは
結構きれいな状態なので
このまま使う、、、
ピアノ&オルガン修理調律
QRコード
最新記事
記事検索
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
- iMac
- iPod
- S400B
- YAMAHA
- にゃんこ
- のんこ
- のんちゃん
- もったいない
- オルガン
- カシュー
- グランド
- グランドピアノ
- コロンス島
- コンクリート
- サクラ
- サバ
- サバトラ
- スタインウェイ
- ストップ
- スピーカー
- トラ
- ドームハウス
- ノンロット
- パイン
- パイン材
- ピアノ
- ピアノ椅子
- ピアノ型
- フォステクス
- ベッド
- ベネチア
- ベビー
- ベビーオルガン
- ペダル
- ペダル模様
- ボリューム
- ヤマハ
- ラオ博士
- リードオルガン
- レイニー
- レコード
- レプカ
- 椅子
- 宇和島
- 温泉
- 革
- 革鞄
- 革工芸
- 楽譜
- 楽譜鞄
- 楽譜棚
- 汗だく
- 客車列車
- 牛革
- 教会
- 金環日食
- 弦交換
- 黒
- 黒猫
- 腰痛
- 桜
- 三角窓
- 山葉
- 子供
- 手縫い
- 収納
- 修理
- 秋
- 小学校
- 昭和
- 消費税
- 上海
- 節電
- 雪
- 太陽電池
- 袋
- 台湾
- 大正
- 棚
- 中国ピアノ
- 調律師
- 長岡鉄男
- 塗装
- 土地
- 怒り
- 童謡
- 内装
- 南麻布
- 肉球
- 寧波
- 猫
- 風袋
- 壁
- 本棚
- 民主党
- 名刺入れ
- 明治
- 模様
- 模様替え
- 野田総理
Archives
Recent Comments
訪問者数
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計: