ピアノ調律師「才気堂」

「才気堂」とは、古い楽器を「再起動」するという意味です。 あらゆるピアノ、リードオルガン等鍵盤楽器を修理再生&調律します。

ベビーオルガン

1905年製、山葉風琴

最後に調律をして
修理完了、、、
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終ってしまって
残念、、、

1905年(明治38)年製
山葉風琴、第五號。
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恐らく現在の値段に
して55万円位の物だが、
この風格、高級感は
「もっと高そう」
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ぢつわ、見た目もすごいけど
音出すと、もっとスゴいんです、
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納品までの試奏の
嵐に、乞うご期待!

オルガンのペダル描き、最終日

リードオルガンの
ペダル描き物語
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最終日、もう一息、、
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元のペダルは、こんなかんじ、
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1番最期の、黒、
細い線を入れるのが難しい。
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ちょっと違う所もアルカポネ
だけど、大体似てるから、
まぁ、良んぢゃねん?
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手は忙しいけど
アタマがヒマなので、
サタデーナイトビーバー
堂々二枚組とか全部
聴き終えてしまう。
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2枚目は、どうでもいい曲や
映画では使ってねんぢゃね?
的な陽の目を見ない曲ばかり
だが、ペダル描きには、
次々とかかるダンシング
ミュージックは、結構
合うかもしれない。
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ベビーオルガン修理まもなく完了

長かったオルガンの
修理もそろそろ終着駅、

昔、長距離の列車に
乗ったりすると、途中で
退屈になり、憧れて
せっかく乗れたのに
早く着かないかなあ、
などど思ったりして、
しかし終着駅が近づくと
旅が終わってしまうのが
残念に思えたりした
ものである。

ベビーオルガンによくある
譜面台の金具の修理、
軸の部分だけ新製して、
しっかり直せてしまった。
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ペダルも実は、表面の
模様だけでなく、ペダル板
も新製してある。
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少し音を鳴らしてみた
感じでは、ものすごく
哀しい侘しい、
安倍総理に聴かせたら
国民中心政治に
国政大転換するんじゃ
ないかと危惧するくらい

切ない「泪の音色」が
誰でも気軽に出せてしまう
楽器のようだ、、、

明後日完成予定、、、、、

ベビーオルガンのペダル描き、その3

第3話「滴水穿石」

ベビーオルガン
(足踏み式オルガン)
のペダル描き、
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唐草模様は、元の模様を
見ながらフリーハンド!
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この塗料は乾くのに
24時間かかるので、
以前は1日1色ずつ
描いていた。が、
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今は、乾いてない所に
触らないよう注意して、
3色くらい描く、、、
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手は忙しいけど、
アタマがヒマなので、
ハードオフで買ってきた
歌謡ちゃんぽんレコードを
続けざまに何枚もかける。
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伊勢佐木町ブルースは、
「Ah、、!、Ah、、!」
の部分だけ殊更に
オトナの女性が熱唱して
いるけど歌のない演奏。
コレを見てカラオケ的に
歌うものらしい。
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いい湯だな、は、
元々内気だったけど子供3人
産んで逞しく生きるうちに
性格が変わったママ仲間、
「プラス思考母ちゃんズ」
的なグループの
最大音量で、ラリってる
どうにも止まらない快演!
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本人歌唱の歌が入って
いたりして、ホントに
ごちゃまぜ、、、

7枚あるけど、本来は
10枚組なので、あと
3枚も見つけたいなぁと、
何となく思う、、、

ベビーオルガンの再塗装。その1

ベビーオルガンの
塗装、、

オルガンの敢然修理は
その大部分が塗装である。
コレは何十年も経った状態
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右は塗膜を剥がして木の素地まで
出した状態、、
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全ての部材、全ての塗膜を剥がして
木の素地から塗装をやり直す。
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剥離剤をかけて、刃物で
はぎ取る、、
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そして、塗装作業は
剥がして、素地を作る
ことで明け暮れる。

元の塗装を徹底的に
剥がす理由は、
美しい木目が
クッキリと出てくるから。
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コレをやると、物凄く
面倒な作業になるけど、
古い楽器の古い木の
美しい木目を際立たせる
塗装をするには、
こうするしかない。
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古い塗膜が木目をぼかして
いたものを剥がしてみると、
雄壮な猛々しい木目が
出てくる、、、
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これから、
全体にヤスリをかけて
木工塗装で最も重要な
「目止め」作業をして、
小豆のような渋い
赤色に着色して、、

そこまで出来たら、
もう終わったようなもの。

中塗りや上塗りの前の
作業が、ニントモカントモ
にんにんでござる、、!

ベビーオルガンの塗装その1

ベビーオルガンの
再塗装、、、

現状は、濁った茶色
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陽が当たってない所に
残っている
元の色は、真っ赤に近い
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表裏の比較
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これから古い塗膜を
剥がしていく、、、

ベビーオルガン袋張り

ベビーオルガンの袋はり
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小さいオルガンは、
人気があるけど、
修理の手間は大きな
オルガンと同じなので
直す立場の人は、
「こんなものやってらんない」
という気持ちとの戦い
かもしれない。
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小さいからといって
バカにせず、バカ正直に
直していくと、
思いがけず素晴らしい
楽器として蘇ると思う。

例によって、手は忙しい
けどアタマがヒマ、、
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大量に貰ったレコード
から、シルヴィバルタン星人
のを聴いてみる、、、

名前は聞いたことが
あったけど、誰コレ?状態
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シャンソン・イエ・イエの女王
とは?
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内容は、電気オルガンが
流行り始めた頃の
アナロギーな
1968サウンド、、、!

ヤマハベビーオルガン 修復へ

明治38年(1905)頃の 
ベビーオルガン修理物語
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序章、、、

1905年は、実は
世界激動の年、、、

図らずも
「ポーツマス条約114周年」
の今年、このオルガンと
出会うとは、、、

-

持ち主の70代の方の
「ひいおばあちゃん」
が子供の頃弾いていた

という、、、
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ペダルには美しい模様
コレは手描きで再現する
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製造番号71618  1905年製
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昭和26年の小学校の
歌の本が破れて
入っていた、、、
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現状では、茶色っぽい色ですが、
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陽の当たっていない
部分を濡れ雑巾で
拭いてみると、
鮮やかな小豆色!

再塗装すると
「深紅のオルガン」
として蘇って
しまうでしょう、、

6月頃、完成予定です。

コロンス島の オルガン博物館

コロンス島は、別名「ピアノ島」とも呼ばれ
ピアノ博物館とオルガン博物館がある。

とりわけ、オルガン博物館は、
世界でも珍しい施設で、普段
なんちゃってオルガン修理人を
している私としては、一度は行って
みたいと思っていた。

港から歩くこと数分、この建物が
そうかなぁ、と、中を覗くと、
パイプオルガンのようなものが見えて、

しかも、しっかり休館の雰囲気!

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んな、アホな!、と慌てて近くの人に聞くと
オルガン博物館は、丘の上らしい。


教えられた方向に、階段が続いている。

既に汗だくだったが、時間もないので、
馬力をあげて登っていった。

これが、オルガン博物館
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風琴博物館、、、である
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風琴博物館は、元々、この島出身の
大成したピアニストのコレクションから
作られたようで、そのピアニストは
既に50年以上過去の人であるため、
リードオルガンで音楽に親しんだ
時代のことなど、現代中国人でワカる
人など、いないかもしれない。

入っていきなり「ピアノとオルガンの違い」の
解説パネルがあった。そういう次元である。

日本でも、ピアノとオルガンの区別がつかない、
リードオルガンって何、世代も多いと思う。
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中にはリードオルガンが約50台、陳列してある。

キーホルダーや絵葉書などを並べて、売ってる?
服務員のお姉さんに、私の直したピアノやオルガンで
弾いたCDを渡した。オルガン博物館なのに、
リードオルガンの音色を体感することができない
ようなので、こんなCDを作って、お土産で
販売したら、ドーですか?

とアドヴァイスした。

全ての楽器は鳴らすことが出来ないため
来館者は、「見るだけ」、、、

飾りについた鏡で自分を見てみたり
するしか、他にやることがない?
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様々なリードオルガン
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ベビーオルガンは、昔も今も、大人気!
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中でも、、
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右の、ちっちゃいやつ、は、欲しい!と
思う人、多いかもしれない。
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子犬くらいの大きさ!
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ベビーオルガン修理見積依頼

修理見積依頼のオルガン
が到着、、、
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お見積りは無料ですが、
オルガン本体を無事に
送ってこられるかどうか
がポイント。

何よりも、運送屋さんが
引き取ってくれるかどうか
が問題。

楽器です、というと楽器
専門の業者に頼むように
言われて非常に高くついて
しまうので、何とかして
普通の荷物として送れる
ように依頼された方に
アドバイスする。

とにかく、全体を包むよう
な梱包をして、持ちやす
そうな雰囲気になっていれば
運送屋さんは、家具などと
同じ「荷物」として運んで
くれる。

今回のこのオルガンは、
発送者様が、運送屋さんに
引き取ってもらうために
大変苦労されたことが、
この丁寧な梱包から伺えた。
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-

肝心の修理見積、は、

できるだけ安く、なるべく
手を加えずに、というもの
だけど、、

昭和14年製造、戦時設計で
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竹バネ使用の時代で、
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かろうじて音は出ているものの
もちろん風袋も78年経って
カパカパのヨレヨレ、
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外観は比較的綺麗だけど
楽器部分は、なるべく
簡単に何とかする、のは、

至難の技、かもしれない。

78歳の方が、ちょっと
体操したり薬飲んだりして
劇的に若返ることが難しい
ように、このオルガンを
ちょこちょこっと直して
物凄くよく鳴る楽器として
蘇らせることは、実は、

そんな方法はない。

簡単に何とか出来る人が
いるのなら、私自身が、
その人に依頼したいとさえ
思う、、、、

とりあえず、必要な修理を
カンガルー、、、、、、

ヤマハ金魚型オルガン 1912

1912年(大正元年)製造、ヤマハ、ベビーオルガン。通称「金魚」側板が金魚のカタチ。映画「二十四の瞳」にも登場する、39鍵のオルガン。音量充分!飾りとしてもオシャレ!  2009年、才気堂 復元。
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明治43年、西川オルガン

明治43年、西川オルガン

37鍵のベビーオルガンだが、中音高音域が二列リードになっているという逸品

未修復だが音は出せる。

このオルガンで弾くとどんな曲も美しく哀しく響く

2月19日、南麻布の演奏会で使用予定e319e08a.jpg

埋め木でなおす

薄く削った木を、割れ目にしっかりと入れる。

接着剤が固まるまで、触らないようにする。c7889dc4.jpg

空気漏れ

袋の板に割れがあり、空気が漏れていた。埋め木でなおす。50c887ea.jpg

オルガンのアクション

ベビーオルガンのアクション

リードの下に提灯式の袋があり、この構造は反応の良い大きな音が出せる8b841f25.jpg

空気漏れ

ペダルを踏むと、かすかに空気漏れの音がするため、分解してみる2dd071a6.jpg

ベビーオルガンの袋はり

3つの袋を張り終わった状態
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ベビーオルガンの袋はり

ひとつ小袋を張るところ
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ベビーオルガンの袋はり

ヤマハベビーオルガンの袋はり
39鍵のベビーオルガンは
最も小さいタイプだが
楽器としては、弾く楽しさを
感じさせてくれる。
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ドームハウスとベビーオルガン

午後の雰囲気の中で佇むベビーオルガン。八十年前の音色とデザインを楽しめる。
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