調律師専用革鞄、第二弾!
箱部分が、完成。
こんな鍵をつける
取っ手だけは既に革を張って
作ってある、、、
木で作った!というだけでも
なんか渋い感じだが、更に
全体に白い革を張り、内装は
調律師でないと使えない、
逆に言うと、調律師にとって
便利この上ない仕切りを
入れる。
素晴らしい手製の鞄だが、
値段をつけると高いだろうなぁ
材質も素材も製法もこれ以上
ない位「本格的」である。
何故?、調律師専用革鞄を
作るのかというと、ピアノ
調律師という職業は、一生
続ける人が多いから。たとえ
調律師を辞めて他の仕事に
就いても調律師の技術は
忘れない。
それなのに、調律師専用の鞄は
存在しないのである。
大ベテランの「エラい調律師」
だって、こだわりの無い鞄を
数年毎に買い換えて、中の仕分
は100均のポーチやプラケース
だったりする。それで済んで
しまうのだから、別に問題
ないのであるが、私がわざわざ
作りたいのは、子どもの頃、
かっこいいものを見た時の
「うわぁ!、めっちゃ渋い!」
の気持ちを今も持っていたいから
沢山の調律師の意見を盛り込んで
いつか「決定版」をカタチに
したいと思う、が、、
調律師の皆さんは、高いピアノ
を平気で売るクセに、意外と
こういう製品の価値を見て
くれない方が多いなぁ、、、