2018年6月台湾中国香港
初めての街をふらふら歩くと
呼び鈴を鳴らして下さいと
書いてあるので、鳴らしてみるが
中でピヨピヨピヨピヨっと鳴る
のが聞こえるものの全く反応がない。
仕方なくそこにあった名刺の番号に
電話してみたら、ハロー!と
おばちゃんが出た。
何と、11時で係の人は帰宅して
しまったらしい。
外国語での電話会話は、非常に
難しい。何とか初級文法を駆使
して数字を聴き取ってパスワード
4桁を入れて、中に入った。
おばちゃんは、親切で仕事熱心で
部屋番号、部屋のパスワード、
宿泊費をそこに現れたおじさんに
渡す事、などを何度も電話して
指示した。一泊350元、約1400円。
部屋は4階、8人部屋
いわゆる「ドミトリー」である。
今日は食べても食べてもお腹が
空くので、おじさんに聞いた
夜市、の方に歩いて行ってみた。
世界中に存在する、
バックパッカー向けと
思われている安宿、
泊まっているのは青年が
多いが、ソレはタダ単に
オジサンオバサン世代が
こういう宿のこと知らない
からである。
とりあえず日本ではないので
フロはなく、シャワーのみだが
日本の場合銭湯や温泉併設
という贅沢なところもある。
二段ベッドが並んでいて
多人数部屋な施設、
ドミトリー、ともいう。
台湾は日本より進んでいて
エアコン完備、虫もいなくて
この宿も快適だった。
コモンスペースには、
CDが聴ける装置や
本を読んだり雑談する場所
調理が出来て飲み物が自由に
飲めて、お湯が沸かせるキッチン
街のこと、色々教えてくれる
フロント?
シーツなどは、翌朝ココに入れる
ネットに繋げるパソコンも
あるけど台湾はスマホの国なので
今は誰も使ってないかなぁ
虫取り器が常備してあるのは
さすが南国!
切符売り場で並んでいるうちに
発車時間が近くなり、最初間違えて
特急の切符を買ってしまって
普通の乗車券に替えてもらったりと
いろいろ焦ったけど、
チャンと間に合ってホームに入った
既に台東行き 普通列車は
入線していた、
-
日本では、高額なリゾート列車が
流行りだが、なん十万円も払って
乗る列車よりも、残念ながら
この客車列車の2時間の方が
なん倍も楽しいと思う。
高い金払ったんだぞ!
で満足するひとは、リゾート列車
で良いとしても、鉄道に乗る楽しみ
は、こういう列車でないとね、、
土曜日だったせいか、
3両編成の客車列車は
半分以上席が埋まって大盛況!
女性や、親子連れ、外国人も
かなり乗ってる。
何が楽しいの?
と不思議でならないみなさん!
せっかくのチャンスなので
沢山記録を撮りました。
ブログの続編を、ご覧下さい。
列車は台東までだが、二駅手前の
知本で降りることにした。
知本温泉というのがあるので
行ってみよう、と思ったのである。
知本駅では、列車の追い抜き、交換
のため、普通列車は15分くらい
止まっていた。
誰かに写真を撮ってもらうと、
足が切れて写されることが多い。
何度もいろんなヒトに頼んで
何となく自分らしいのが撮れた
まるで本当に俺自身が台湾に
行って実際に乗ったかのような写真
窓が開くのが、こんなにも
知本温泉は、知本駅で降りた方が
距離も近いし、バスも出てるんじゃ?
と思ったら大間違い。
駅前を結構歩いて、結局台東から
来たバスに乗ることになるのであった
今日の目的は、基隆まで行き、基隆港から
中国の厦門(アモイ)までの、フェリーに
無事に乗り込むことである。
フェリーで中国に渡れること、
日本人でも乗れること、、など
既に確認済みだったが、いかんせん、
日本からチケットの予約をする方法が
どうしても分からず、とにかく、
当日、現地でなんとかしよう!
と思った。
花蓮駅のホームほ、昭和の国鉄の雰囲気
基隆駅の出口を出たら、すぐ目の前が、フェリー乗り場、、?
すんごく腹減っていて、どっかで何か食べなきゃと
思いつつここまで来てしまったが、基隆駅前には
何もないので、この建物の中に、何かお店とかあるかも、、
とりあえず、厦門までフェリーに乗れるかどうか、
チケットだけでも先に買わなきゃ、!、と中に入る。
建物の中には、食べ物屋などなく、切符売り場で、
日本からネットでよやくしたのですが、と言ってみた。
そしたら、案の定、予約も何も入ってなかった。
この航路は、主に台湾と中国の間の、民間客が
乗るばかりで、外国人は殆ど乗らないのだと思う。
一番安いベッドでの切符は、3060元(約12,000えん)
空きがあるらしいが、問題は、ビザとか、入国の問題らしい。
切符売り場のおじさんは、色々電話したり、パスポートの
写真をスマホで撮ってどっかに送って確認したりして、
ようやく、無事に、厦門まで行ける切符を売ってくれた。
腹が減ったまま、「出国手続き」の列に並ぶ。
船の中は、食べ物は高そうだけど、仕方ない。
乗れたらすぐに何か買って食べよう、、、
基隆港は、大きな船が沢山見られる、大きな港である。
私のような平民は一生乗れないかもしれない
売店があり、中国の船らしく、店員不在、
店内にいたおじさんが大声で「売ってんのかよ?」みたいな
ことを言うと、慌てて女服務員さんが出てきて、
「ちょっと休憩中だったんよ」みたいなことを言う。
別に怠けたりサボったりしているわけではなく、逆に
服務員の皆さんは、小まめに掃除したり、本当に
よく働いてるなぁと思う場面が、いくつもあった。
日中何も食べられなくて、腹が減りすぎたので、
高いなあと思いつつ、まだ食堂も開いていないので、
20元(約350えん)のカップ麺を買った。
お湯はいつでも沸いている、、と思いきや!
ちょっとヌルいお湯だったので、長めに待って
中国風の調味料をグニャっと入れた。
スープがホンモノの中国!で、懐かしくて嬉しかったが
いかんせん、麺が不味く、しかも湯がヌルいので、
咀嚼と嚥下に難儀した。
昼飯分をカップ麺で補充してすぐ、食堂が開いていたので
入った。今日は台湾海洋大学の団体が乗っており、さっきまで
食堂は、若者でいっぱいだったが、それも一段落して
フェリーが午前9時に厦門港に着いて、
出て来たのが9時20分ころ。
早速コロンス島への切符を買おうとすると
次は1番早いので、11時10分発、らしい。
今日は夕方17時頃の列車に乗る予定なので、
コロンス島へ行っても、無事に帰ってこれる
だろうか?
と思ったが、そん時はそん時。とにかく、次の
船の切符を買うことにした。
人、人、人、中国の切符売り場、、
港の両替所が、お休み中、、なので、
前回中国に来た時の人民元でコロンス島
までの切符を買った。
残りがこれだけになってしまい、
ココボロそいので、なんとかもっと
両替しなきゃ、と切実に思う。
船が出るまでに1時間くらいあるので、
ターミナル外の銀行を訪ねて、外に出た。
とにかくターミナルは、メチャでかくて、広い。
幸い、近くに銀行があり、まとまった額の人民元を
引き出せて、一安心。厦門駅までのバス乗り場
なども調べたりしたが、とにかく広くて、
暑い日の午前中、早速汗だくになった、、
発車時間が迫り、中に入ってみると、物凄い人、人、人!
乗り場まで並んで、、
だんだん船に近づいて、、
乗ってみると、定員以上乗せないのか、ちゃんと座れるくらいの
乗車率だった。エアコンも効いていて、昔の中国旅行では
あり得なかった、快適さ。
厦門港から、コロンス島へは、20分くらいで着くはずなのに
なぜか1時間経って着かない。服務員に聞いてみたら、
行きはコロンス島の周りをぐるっと回って、島を眺める
ようになっているらしい。
コロンス島は、別名「ピアノ島」とも呼ばれ
ピアノ博物館とオルガン博物館がある。
とりわけ、オルガン博物館は、
世界でも珍しい施設で、普段
なんちゃってオルガン修理人を
している私としては、一度は行って
みたいと思っていた。
港から歩くこと数分、この建物が
そうかなぁ、と、中を覗くと、
パイプオルガンのようなものが見えて、
しかも、しっかり休館の雰囲気!
んな、アホな!、と慌てて近くの人に聞くと
オルガン博物館は、丘の上らしい。
教えられた方向に、階段が続いている。
既に汗だくだったが、時間もないので、
馬力をあげて登っていった。
これが、オルガン博物館
風琴博物館、、、である
風琴博物館は、元々、この島出身の
大成したピアニストのコレクションから
作られたようで、そのピアニストは
既に50年以上過去の人であるため、
リードオルガンで音楽に親しんだ
時代のことなど、現代中国人でワカる
人など、いないかもしれない。
入っていきなり「ピアノとオルガンの違い」の
解説パネルがあった。そういう次元である。
日本でも、ピアノとオルガンの区別がつかない、
リードオルガンって何、世代も多いと思う。
中にはリードオルガンが約50台、陳列してある。
キーホルダーや絵葉書などを並べて、売ってる?
服務員のお姉さんに、私の直したピアノやオルガンで
弾いたCDを渡した。オルガン博物館なのに、
リードオルガンの音色を体感することができない
ようなので、こんなCDを作って、お土産で
販売したら、ドーですか?
とアドヴァイスした。
全ての楽器は鳴らすことが出来ないため
来館者は、「見るだけ」、、、
飾りについた鏡で自分を見てみたり
真夏の暑さのコロンス島を駆け抜けて
厦門港からバスで厦門駅に着く。
列車の発車まで1時間しかないので、
とりあえず切符売り場の列に並んで、
日本から予約した番号を告げ、切符を
受け取る。
こんなことは、私が中国語を学び始めた
大学生の頃は、ありえないことだった。
とにかく、昔の中国では、列車の切符、
特に長距離の寝台車の切符は、入手困難で、
何時間も並んで、やっと自分の番になったら
没有!(ないよ!)と冷たく突き返されるのが
当たり前だった。大きな街の駅前にはダフ屋も沢山いた。
今では、ネットで予約して、パスポートと
予約番号さえあれば、必ず切符を手に出来る。
切符を手に、構内には、、ひと、人、人、、、
今日乗る列車は、昆明行きである。
夕方5時に厦門を出て、翌朝5時に広州着。
その先、昆明までは、更に15時間くらい駆け抜ける。
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