船
群馬県から、愛媛県
宇和島まで、
1万円断行記、、、
青春18きっぷで
三ノ宮駅まで2370えん、
神戸港から高松港まで
2290えん、
高松駅から宇和島駅まで
2370えん、
食費も入れて
いちまんえんを
ちょっと超えてしまう物語。
まずは今日の日程、、
新幹線に乗ると、1万6千円くらい、
所要4時間位で三ノ宮に着く。
新幹線に乗らずに普通列車だけで
行く場合真面目に買うと約1万円だが、
青春18きっぷだとJR部分が2370円
になるので川俣から2730円で
所要11時間で三ノ宮まで行ける。東海道線は、静岡辺りは
オールロングシートが蔓延
していて旅らしさのかけらもない
区間だが、その他の区間では、
クロスシートの車両が来る。
関西圏では、猛スピードの
新快速、、
約11時間、藤沢周平、
桜木紫乃の文庫本2冊、
陳淑梅先生のエッセイ、
あっという間に着いて
しまった、、、
三ノ宮に着いたら、
高松行きのフェリー乗り場まで
歩く、、
3月の夜は意外に寒くて、
コートを持ってこなかったので、
持ってる服を全部重ね着した。
駅からトホホで 15分とか
書いてあったけど、
もっと遠い感じ、、
日本一短い国道?
町民運動会がある街って、イイね!
フェリー乗り場、、
三ノ宮から高松まで、約4時間。
1時頃出て5時過ぎに着く便
フェリーが午前9時に厦門港に着いて、
出て来たのが9時20分ころ。
早速コロンス島への切符を買おうとすると
次は1番早いので、11時10分発、らしい。
今日は夕方17時頃の列車に乗る予定なので、
コロンス島へ行っても、無事に帰ってこれる
だろうか?
と思ったが、そん時はそん時。とにかく、次の
船の切符を買うことにした。
人、人、人、中国の切符売り場、、
港の両替所が、お休み中、、なので、
前回中国に来た時の人民元でコロンス島
までの切符を買った。
残りがこれだけになってしまい、
ココボロそいので、なんとかもっと
両替しなきゃ、と切実に思う。
船が出るまでに1時間くらいあるので、
ターミナル外の銀行を訪ねて、外に出た。
とにかくターミナルは、メチャでかくて、広い。
幸い、近くに銀行があり、まとまった額の人民元を
引き出せて、一安心。厦門駅までのバス乗り場
なども調べたりしたが、とにかく広くて、
暑い日の午前中、早速汗だくになった、、
発車時間が迫り、中に入ってみると、物凄い人、人、人!
乗り場まで並んで、、
だんだん船に近づいて、、
乗ってみると、定員以上乗せないのか、ちゃんと座れるくらいの
乗車率だった。エアコンも効いていて、昔の中国旅行では
あり得なかった、快適さ。
厦門港から、コロンス島へは、20分くらいで着くはずなのに
なぜか1時間経って着かない。服務員に聞いてみたら、
行きはコロンス島の周りをぐるっと回って、島を眺める
ようになっているらしい。
売店があり、中国の船らしく、店員不在、
店内にいたおじさんが大声で「売ってんのかよ?」みたいな
ことを言うと、慌てて女服務員さんが出てきて、
「ちょっと休憩中だったんよ」みたいなことを言う。
別に怠けたりサボったりしているわけではなく、逆に
服務員の皆さんは、小まめに掃除したり、本当に
よく働いてるなぁと思う場面が、いくつもあった。
日中何も食べられなくて、腹が減りすぎたので、
高いなあと思いつつ、まだ食堂も開いていないので、
20元(約350えん)のカップ麺を買った。
お湯はいつでも沸いている、、と思いきや!
ちょっとヌルいお湯だったので、長めに待って
中国風の調味料をグニャっと入れた。
スープがホンモノの中国!で、懐かしくて嬉しかったが
いかんせん、麺が不味く、しかも湯がヌルいので、
咀嚼と嚥下に難儀した。
昼飯分をカップ麺で補充してすぐ、食堂が開いていたので
入った。今日は台湾海洋大学の団体が乗っており、さっきまで
食堂は、若者でいっぱいだったが、それも一段落して
基隆駅の出口を出たら、すぐ目の前が、フェリー乗り場、、?
すんごく腹減っていて、どっかで何か食べなきゃと
思いつつここまで来てしまったが、基隆駅前には
何もないので、この建物の中に、何かお店とかあるかも、、
とりあえず、厦門までフェリーに乗れるかどうか、
チケットだけでも先に買わなきゃ、!、と中に入る。
建物の中には、食べ物屋などなく、切符売り場で、
日本からネットでよやくしたのですが、と言ってみた。
そしたら、案の定、予約も何も入ってなかった。
この航路は、主に台湾と中国の間の、民間客が
乗るばかりで、外国人は殆ど乗らないのだと思う。
一番安いベッドでの切符は、3060元(約12,000えん)
空きがあるらしいが、問題は、ビザとか、入国の問題らしい。
切符売り場のおじさんは、色々電話したり、パスポートの
写真をスマホで撮ってどっかに送って確認したりして、
ようやく、無事に、厦門まで行ける切符を売ってくれた。
腹が減ったまま、「出国手続き」の列に並ぶ。
船の中は、食べ物は高そうだけど、仕方ない。
乗れたらすぐに何か買って食べよう、、、
基隆港は、大きな船が沢山見られる、大きな港である。
私のような平民は一生乗れないかもしれない
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