ピアノ調律師「才気堂」

「才気堂」とは、古い楽器を「再起動」するという意味です。 あらゆるピアノ、リードオルガン等鍵盤楽器を修理再生&調律します。

夜行列車

さようなら、あけぼの

数多の長距離列車が
旅立っていった、
上野駅13番線

廃止2日前の
青森行き「あけぼの」
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牽引機は私の誕生日と同じ
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今まさに、地球の平和を
守るため、あけぼのが
青森に向けて旅立つ。
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かつての鉄道少年たちが
大集結、、、
憧れだったブルートレインも、
北斗星を残すのみとなり、
北斗星も廃止が決まっている。
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こういう列車がなくなったら
どうして「大都会」で泣ける?

志果たさずんば死すとも帰らず

東京は近くて気軽な街に
なってしまう。

発車の瞬間、あけぼの、
EF64 1031が、安倍政権を
憂えて、哀しく鳴いた。
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もっと、坂本龍馬みたいな
大胆な若者を、あけぼのは
待っていた。

夢破れてひとり、
ふるさとへ向かう夜汽車に
酔って揺られて朝ぼらけ
荒海の日本海、
薄明の黒い波、

さようなら、さようなら

夢よ、国鉄よ、B寝台よ

北斗星ラストラン!

みんなの憧れ
寝台特急「北斗星」
ラストラン(u_u)

地球の平和の為に
少年の希望をのせて
札幌に旅立つ!

ところを撮ろうとしたら
泪の13番線は、平民は
立入禁止、、、(u_u)
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男儀の14番線に回ると、
ホーム先端は既に
熱狂的な寂寥マニアで
充満!!
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北斗星の顔を拝むこと
さえ叶わなかった。
13番線に入れず、
しどろもどろする人たち、、
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本来なら、今夜俺は、
メーテルと無限の
宇宙に果てしない
旅に旅立つ筈だった、
そしてそれが「最後」
のチャンスだった筈
なのに、、、、、

、、、

そして最後の北斗星は
札幌へと旅立ってしまった。
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さようなら、、「国鉄」
そしてあの頃ハタチだった、俺、、

厦門〜広州 寝台車&食堂車 その1

真夏の暑さのコロンス島を駆け抜けて
厦門港からバスで厦門駅に着く。

列車の発車まで1時間しかないので、
とりあえず切符売り場の列に並んで、
日本から予約した番号を告げ、切符を
受け取る。

こんなことは、私が中国語を学び始めた
大学生の頃は、ありえないことだった。

とにかく、昔の中国では、列車の切符、
特に長距離の寝台車の切符は、入手困難で、
何時間も並んで、やっと自分の番になったら
没有!(ないよ!)と冷たく突き返されるのが
当たり前だった。大きな街の駅前にはダフ屋も沢山いた。

今では、ネットで予約して、パスポートと
予約番号さえあれば、必ず切符を手に出来る。

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切符を手に、構内には、、ひと、人、人、、、
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今日乗る列車は、昆明行きである。
夕方5時に厦門を出て、翌朝5時に広州着。

その先、昆明までは、更に15時間くらい駆け抜ける。
現代では、旅は、時間がかかるほど、贅沢かもしれない。
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巨大な厦門駅には、新幹線も来るし、二晩かけて走る
長距離夜行列車も来る。
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1車両にひとりずつ、服務員が乗務していて、
乗るときに切符をチェックする。
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発車前のひととき、懐かしい旅立ちの雰囲気!
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出来れば昆明まで、ずっと乗りたいなぁ、、
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今回乗ったのは、開放式三段寝台。硬卧、という。

前回、硬卧に乗ったのは1989年だから、29年ぶり!
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エアコン付きなので、窓は一部しか開かない。
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下段は、広いが、中段、上段と高さが狭くなる。

今日は残念ながら中段、、、

起き上がると頭がつかえる、
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厦門〜広州 寝台車&食堂車 その2

今回の彷徨で、どうしても実現したかったこと!

夜行寝台列車に乗って、食堂車で食べる!

1702厦門駅を出て、食堂車は、1830からだと
服務員さんに教えられ、1830に来てみた。

食堂車の服務員たちは、自分の晩メシを
食べたり雑談しているが、コレは中国では
当たり前の光景である。

やがて、客もちらほら食堂車に来て、
服務員が注文を取り始めた。

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今時の旅は、食堂車に来る人が少ない。
カップ麺などで済ませる客が多いのだろうか

先ほど、車内販売に来た弁当は、
ご飯の上に炒め物を乗せたようなもので
20元だった。

食堂車で食べると、確かに割高である。
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ご飯、おかず、スープを頼むと、1000円を超えてしまう。

が、食堂車は、車窓を見ながら食事が出来る、贅沢な
場所である。ちょっと高いと思っても、既に日本には
無くなってしまった、旅の楽しみなのである。
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隣の席の料理が美味そうに見える、、、

ビールを注文していたので、同じように
ビールを注文したら、没有!、ないよ!

と言われた。

変だな、と思って再び聞くと、
その辺に置いてあるダンボールから
テキトーに出して飲んでくれ、と言われた。
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テキトーに、と言っても、チャンと8元払う。

ぬぁんと!、日本では絶えて久しい、プルタブ!
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へさべさのビールは、冷えてない、ぬるいビール!
始めて中国に来た29年前は、冷えてないのが当たり前
だった。アルコールも薄い、ホンモノの中国のビール!
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ご飯と、炒め物、スープ、約1400円、、、
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日本でも40年前までは、当たり前だった、食堂車の風情。
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追加で回鍋肉を注文したら、キャベツの代わりに
ニンニクの芽が使われていた。
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ガラガラなのが気になるけど、中国では、まだまだ
長距離夜行が健在で、必ずと言って良いほど、
食堂車が繋がっている。ちなみに中国の鉄道は、
国営、つまり国鉄である。
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厦門〜広州 夜行寝台列車 広州駅に到着

長距離夜行の中で一番高級な車両、軟卧。

4人個室で、二段ベッドが向かい合っている。
ベッド幅も硬卧より広い。
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車内の写真を撮っていたら、列車長に呼び止められ
鉄道の車内は撮影禁止ですと怒られた。

食堂車で撮りまくっている時からマークされて
いたのかもしれない。

日本には食堂車がもうないから、珍しかったんです
というと、4時間以上の列車には、食堂車が
付いているのだと教えてくれた。

日本の夜行列車にも、並びの洗面台は、必ずあった。
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この一角に湯沸かし器もあって、乗客はいつでも
熱湯を使えるので、カップ麺を持ち込んで食べる
客も多い。

昔から中国では生水を飲めないため、お茶を頻繁に飲む
習慣があり、そのためにお湯がいつでも使えるように
なっている。ホテルなどに泊まっても、とにかく
お湯だけは、サービスでもらえる。

現在では、ペットボトルのミネラルウォーターが
普及して、お茶を頻繁に飲む人も減ったように感じる。
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硬卧、の下段で深夜まで楽しく語らう若人たち、、、
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深夜に止まった、地方の駅、、、
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眠れないようで、ウトウト眠れて、でも時々目が覚めて、
またウトウトして、とりあえず、何時間かは眠れたと思う。

暑い1日、全く眠れずに行動するのはホントにキツイので、
なんとなく眠れたなぁ、と思えるだけ眠れたのは
良かったと思う。

夜行寝台列車の切符は、乗った時、列車員のお姉さんに
番号札と交換してもらってあり、下車駅が近づくと
再びその札と切符を交換するので、その際に
起こしてもらえる。だから、寝台列車では、寝過ごす
ことは、ない。
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眠れたと言っても、やはり5時。早すぎる時間に
アタマはボーッとしながら、列車を後にする。
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この列車は、5時10分に広州に着き、22分止まって、
さらにさらに遠くの昆明まで走る、、
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出口へ向かう
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出札口付近では、人、人、人!
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中国では、とにかく
人、人、人!
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広州駅前に出たものの、朝5時だぜ?、どーする?
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大ターミナル駅、広州、、

駅前の広場に、朝5時から、何千人いるのだろう?
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