弦交換物語、
第3章、ぼたん雪の降る日に
「2日くらいで
終わるんですか?」
と聞かれたが
「丸々6日くらい必要で、
作業完了後も1週間後、
1ヶ月後、3ヶ月後に
調律に来ます。そこまで
含めた作業料金です」
と答えた、、、
弦交換は、
古い弦を外して
新しい弦を張るだけ!
と思われがちだが、
外すのも手作業だし、
外した後の掃除、
各部フェルト貼換え、
金属磨きなど、
雑用が多い、、、
新しいブッシュを
打ち込みながら、
ふと、かふ考えた
〜ピアノが好きで
ピアノに一生捧げる
ピアニストも、
ブッシュって
部品のこと知らずに
死んでしまう人が
多いのかもなぁ、、〜
ブッシュを打ち込んだら、
ピンより少し細いドリルで
亜無亜毛異(あなあけー)、、
硬い木だけど、
何故かサクサク
穴が開く、、
削りカスは掃除機で吸う
そして!
今回は、贅沢して
ディアマンテの
チューニングピン使用
伊藤久男の歌で
有名なイヨマンテとは
全然関係ない、、、
このピンはネジ山が
キチンとクッキリついて
いるのが魅力で、
確かにピンがスムーズに
回せる気がする、、、
高音セクションから張弦開始
とりあえず、今日はここまで
明日は怒涛の
第4章「韜晦の果てに」
乞うご期待!