調律師「才気堂」(開心堂)

「才気堂」から、2018年、心機一転、「開心堂」に名前変えようとしたのですが、結局両方使っています。開心、とは、私の好きな中国語で「思いっきり楽しむ」という意味です。英語の「Enjoy」のような言葉ですが、日本語には、対応する訳語がありません。日本人は「思いっきり楽しむ」のが苦手なのです。ピアノを始めとして、すべての楽器が、勉強する苦痛の種、ではなく、楽しむための道具、になりますように。

塗装

1924年製ヤマハ11 ストップオルガン修理物語その9

外装再塗装、、着色、

カシューで塗る場合は、
着色なしでも充分色が付くが、
全体に深みを持たせるために、
着色しておく。

桜材の場合、赤系の顔料で
着色する。
IMG_2726

古いオルガンを塗り直す場合、
その色加減は、元々の色を参考に
する。日に当たっていない部分に
元の色が残っている。

経年変化で茶色っぽくなる
オルガンが多いので、オルガンは
茶色!、と思っている方が多い
かもしれないが、桜材のオルガン
は元来恥ずかしいくらい派手な
真っ赤な色をしていた跡がある。
IMG_2736

細かい装飾部品も着色。
IMG_2722

側板の装飾
IMG_2742

柱の装飾
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左、着色後
IMG_2748

新規製作の燭台は、
新しい木なので、どうしても
本体よりは明るめになってしまう。
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夜、着色した部材に、
カシューを刷毛塗り。

1度目の塗りは、捨て塗り。
木理の目止めとして塗るので、
乾燥したら殆ど研いでしまう。
IMG_2758

柱の重厚感、ツヤ感は、
カシューによって一層引き立つ
IMG_2766

柱、、
IMG_2769

装飾部品
IMG_2774


1924年製ヤマハ11 ストップオルガン修理物語その8

外装の塗装剥がし

剥離剤を使って剥がすのだが、
すんなり剥がれるものではなく、
刃物でじわじわと剥がす、、、
5003

重厚な側板は、特に面倒
5003

剥がした旧塗料、、
5003

側板、塗装剥離前と、剥離後
5003

ペダルの軸が外れず、
半日徒労、、

結局、軸は中で錆びて外れないので
外さずに、位置をずらして
穴を開け直すことにした。
5003

塗装を剥がし終わった外装は、
改めて細かい取り残しを掻き取り、
全体にヤスリがけしておく
5003

今回のオルガンは、
装飾も多く、部品点数が
バカ多い、、、徒労ついでに
並べて写真を撮った、、
5003

夜、改めて細かい部品の
隙間の掻き残しを刃物で
取り除く、、
5003

999聴きながら、椅子作り

連日のトホホ、木工人生
IMG_2481


木工で最も手間のかかる
のが「塗装」である。
IMG_2484


その「塗装」の工程の中で
最も重要なのが「目止め」

何だそれ?

と思われるかもしれない
が、とにかく木工で最も
重要なのは目止め、、、
IMG_2483


この作業は、言葉では
説明しにくい。

力を入れて目止め作業
するので、一日中筋トレ
しているような感じ。

乾いたら、表面を紙ヤスリ
で研磨して、まだ何も
塗ってないのにスベスベ
サラサラな雰囲気に
なっていれば、吉。

その後の塗装作業は
必ずキレイに仕上がる。
IMG_2482


手は忙しいけど、
アタマがヒマなので、
BGMの名曲、
銀河鉄道999、とか
最大音量で聴きながら。
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999は、映画版、テレビ版
共に青木望、作曲で
オーケストラ作品としても
秀逸。
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松本零士作品特有の
無限で哀切な世界に
この音楽は欠かせなかった。

気の毒な場面や、
抗いがたい運命を
背負う悲しい場面で
よく流れた、スキャットは
伊集加代子。



テレビ版の方は2年以上
続いたので、このBGMに
馴染んだ方も多いと思う。
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一曲ずつ、解説がある。
IMG_2487

サービスで行う塗装、、

オルガンの修理で最も手間ひま
のかかるのが塗装である。

外装は美しい木目の木で
出来ているので塗り直すと
それはそれは綺麗に蘇る。

が、しかし、

最も費用に差が出るのも
塗装を行うか否か、による。

今回預かりのオルガンは、
陽に焼けて塗装がかなり
剥げてしまったもので

製造より50年近く経っているので
中身の消耗部品をことごとく
修理する。

塗装は、しなくていい、、
ということで受けた修理だが、

塗装しなくても良い、という
場合でも、できるだけ手間を
かけずに、時間をかけずに、
何となく小綺麗になるように
工程を省略した塗装を行う。

50年に一度の修理を終えた
オルガンが戻ってきた時、
見た目もちょっと綺麗になって
いた方が
「あぁ、修理して良かったなぁ」
と思われるから。

しかし、ところがどっこい!

簡単に、ざっと、ほどほどに
小綺麗にする、というのは
実は至難の技である。

省略しても綺麗に出来るのなら
ちゃんと手間ひまかける塗装
など必要ない。

とりあえず、塗装の剥げた所は
素地まで研いで着色から
やり直し、そうでない無事な
箇所は汚れを落として中塗りから
やり直す。

塗装、は、木の地肌が見えて
いる所からやり直すのは、
実は、ものすごく大変、だけど

コレは必要なサービス。

image
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カシュー

今回はカシューでfea981b9.jpg

床を塗る! リビング編

e37c30f9.JPG やっとのことで「壁」が塗り終わり、壁木部も「ノンロット」を塗り終えた。完成予定日の10/31をとうに過ぎていたが、まだ大工さんも電気屋さんも建具屋さんも作業を続けている。夜は電気がつくので、鍵を開けて一人中に入り、いくらやっても終わらない「塗装」を続ける。
 「腰痛」と戦いながら、一番広いリビング部分を一気に塗った。スポンジ式のコテ刷毛、使用。素人用で小さいので、骨の折れる作業だ。ノンロットはムラが出来やすい、難しい塗料だ。目立つ床部分にもムラを作ってしまった。
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