既に何度目かの上海、

最後の夜は、翌朝早い
飛行機のため早く寝たかったが
豫園や人民広場、福州路
などを走ってパトロール
していたら、予約していた
ホテルに着いた時には
九時を過ぎていた。

で、、やっとたどり着いた
ホテルで
「予約していた渡辺です」
というと、
「8時を過ぎたので予約取り消し
になりました」

と。

「空いてる部屋とかないんですか?」

と聞くと

          「没有」〜ないよ。

仕方ない。ヘトヘトの心で
ホテルを出て、ふと、その隣
にもホテルがあったから、
そこに入って聞いてみると、
138元の部屋があるという。

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最後の夜なので寧波のホテル
のように純朴なサービスは困る。

ちゃんとお湯が出るシャワーが
あることを確認して泊まることを決め
パスポートを出すと、
「共和国のパスポートじゃないのか?」

と言われた。
基本的に中国人しか泊まれない
ホテルらしい。

でも、泊まれてしまった。

ココは、一人で泊まる系の
ホテルではなく「ふたり」で
泊まるホテルらしい。

だからなのか何なのか、
値段の割に「快適」
シャワー室は、ガラスが
透けて見える造り
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ホテルのそばの、小吃店で
小龍包とタンメンを頼むと
インスタントをチンしたような
上手くない味、、、
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でも、2品でホントは22元なのに、
店員がお釣り間違えて、12元で
済んでしまった。

正直に生きていれば、イイ事
あるんだな、、と思った。

ビクビクしながら小走りに
ホテルに戻り、熟睡した。