真夏の暑さのコロンス島を駆け抜けて
厦門港からバスで厦門駅に着く。
列車の発車まで1時間しかないので、
とりあえず切符売り場の列に並んで、
日本から予約した番号を告げ、切符を
受け取る。
こんなことは、私が中国語を学び始めた
大学生の頃は、ありえないことだった。
とにかく、昔の中国では、列車の切符、
特に長距離の寝台車の切符は、入手困難で、
何時間も並んで、やっと自分の番になったら
没有!(ないよ!)と冷たく突き返されるのが
当たり前だった。大きな街の駅前にはダフ屋も沢山いた。
今では、ネットで予約して、パスポートと
予約番号さえあれば、必ず切符を手に出来る。
切符を手に、構内には、、ひと、人、人、、、
今日乗る列車は、昆明行きである。
夕方5時に厦門を出て、翌朝5時に広州着。
その先、昆明までは、更に15時間くらい駆け抜ける。