コロンス島は、別名「ピアノ島」とも呼ばれ
ピアノ博物館とオルガン博物館がある。
とりわけ、オルガン博物館は、
世界でも珍しい施設で、普段
なんちゃってオルガン修理人を
している私としては、一度は行って
みたいと思っていた。
港から歩くこと数分、この建物が
そうかなぁ、と、中を覗くと、
パイプオルガンのようなものが見えて、
しかも、しっかり休館の雰囲気!
んな、アホな!、と慌てて近くの人に聞くと
オルガン博物館は、丘の上らしい。
教えられた方向に、階段が続いている。
既に汗だくだったが、時間もないので、
馬力をあげて登っていった。
これが、オルガン博物館
風琴博物館、、、である
風琴博物館は、元々、この島出身の
大成したピアニストのコレクションから
作られたようで、そのピアニストは
既に50年以上過去の人であるため、
リードオルガンで音楽に親しんだ
時代のことなど、現代中国人でワカる
人など、いないかもしれない。
入っていきなり「ピアノとオルガンの違い」の
解説パネルがあった。そういう次元である。
日本でも、ピアノとオルガンの区別がつかない、
リードオルガンって何、世代も多いと思う。
中にはリードオルガンが約50台、陳列してある。
キーホルダーや絵葉書などを並べて、売ってる?
服務員のお姉さんに、私の直したピアノやオルガンで
弾いたCDを渡した。オルガン博物館なのに、
リードオルガンの音色を体感することができない
ようなので、こんなCDを作って、お土産で
販売したら、ドーですか?
とアドヴァイスした。
全ての楽器は鳴らすことが出来ないため
来館者は、「見るだけ」、、、
飾りについた鏡で自分を見てみたり