ピアノが古くなると、キンキンの
音になってくる。

それは、フェルトは叩けば叩くほど
繊維が絡んで硬くなるからである。

硬いもので弦を叩くと当然硬い
音色になる。

「私は硬い音色が好きです!」

という方もいるかもしれないが、
カチンカチンのハンマーで
弦を叩くと、弱く叩いても強く叩いても
同じキンキンの音しか出てこない。

それを、ハンマーに針を刺して
音色を柔らかくする。

針刺しは、数分でちょこちょこっと
出来るようなものでもないが、

それでも現場で数分で、それなりに
全体の音色を柔らかくすることは
出来る。

これは良くやる作業。
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