このミシンは古い家にあった不用品を
再生して使っているもの。

足踏み式。

実は足踏み式のミシンは、
縫う力が強力で、革鞄の教室で
使っていたのも足踏み式だった。

足で踏み板を踏んで動かすので、
慣れれば自在にコントロールできる。

コンピュータミシンは、調子が
悪くなるとチンプンカンプンで
直せないが、

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古い機械は構造はシンプルで
精巧に頑丈に出来ているためか、
掃除して油を注したら、
ちゃんと動いてしまう。

おそらく戦後のもの。
ひきだしに説明書も
入っていた。

いつもいつも手を動かしている
のが当たり前の、母が、
先日来た時に、何か作るものは
ないかというので、ベビーオルガンの
カバーを作ってもらった。

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最初、立体的でなく、ベロンと
一枚の布の周囲にヒラヒラを
付けたのを作ってしまったので
それでは使えない、作っても
意味ない!、というと、母は、
周囲のヒラヒラを丁寧にほどき、
改めてオルガンの側板に合わせた
折込を付けたカバーを夜の
11時過ぎまでかかって縫い直して
いた。

お陰で、見栄えの良い、使える
カバーが出来た。

ちなみにこの布地は、ピアノカバーの
裁断の切れ端を100円位で買った
ものを、2枚つないで大きなカバーに
仕立ててある。

ものすごく手間暇かかったものが
失敗だった時、改めてゼロから
やり直すことができるのは、母から
の遺伝かもしれない。

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出来映えは百点満点ではない
かもしれないが、とりあえず
自分で納得できるものが
カタチになると嬉しい。