2017年06月
教会などで現役で使われて
いるオルガンを半日くらいで
何とかなりませんか?
という場合の作業は、
分解掃除と、調律。
新幹線で出張!って
特別な事かと思ったら
やまびこ車内は結構
混んでいた。
日本の大動脈は、
ちゃんと濃い熱い血が
流れてるのだと実感、、
-
昭和32年のオルガン
既に60年経っている。
半日でチョチョっと
何とかなる筈もない
のだけど、何とかする!
風袋もほころび、板も
割れが入り、これを
何とかするには、人間に
例えると長期の入院と
大掛かりな手術が必要。
木を埋めて、それ以上割れが
開かないように当て木をした。
クスリを飲んでとりあえず
痛みを抑えましょう、、、
みたいなものだけど、
それでも掃除と調律と
応急処置で何とかする。
あぁ、良くなった!
と感じてもらえるくらい
の作業が出来た。
特に「調律」は重要!
ちゃんと直すには、
抜本的な修理が必要だけど、
全然伸びてないし切るとこ
無いかなあ、と思っても
床屋に行けば、それなりに
サッパリするように、
とりあえずその場で出来る
ことをして、何かしら
効果が出ていれば、
それでも良いと思う。
5号オルガン更生物語!
塗装は、木の肌が
出るまで剥がして、
表面を研磨して、着色する。
右が着色した状態。
じつわ、剥がす、という
作業はバカバカしい位
時間のかかるもので、
皆んなが順調に人生を
刻んでいるのを感じ
ながらも、自分だけなんで
こんなことで、、、
と思いながらの
地道な日々が続いた、、、
着色は塗装するとき、
必ず行う作業で、
何も色をつけずに
ニスやラッカーなどの
透明な塗料を塗ることは
まず、ない。
多分、皆さんは、
木製品の色は、元々の
木の色だと思っている
方が多いと思う。
一般に、楢などの勇壮な
木目は濃い茶色に染められ、
欅、樺などは明るい茶色に、
桜やマホガニーは赤く
染めてから、塗膜を作る
クリア塗料を塗る。
こうして着色しただけでは、
塗装は、まだまだ始まった
ばかり、、、
着色は、ムラが出やすいので、
刷毛で手早く塗る。
今回の更生物語は、
元々茶系だった
5号オルガンを
赤い彗星として
蘇らせよう!
というものである。
ピアノ&オルガン修理調律
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