2014年04月
アメリカ製、ロールピアノを引き取り。
実は私は、自動演奏ピアノが大好き!
ピアノを始めたのが高校からと
遅かったため、
アタマも指もなかなか
ついていけないまま、
結局小さな花が申し訳程度に
ちらほら咲いたような、
全く味気ない、ブルグミュラー止り
のピアノレッスン時代。
丁度YMO
(若い人たち!イモぢゃないよ、
ワイエムオー)
が流行っていて、
ワルターカーロスのバッハや
冨田勲のドビュッシーも
流行っていたころ。
シンセサイザーも
「手で」弾く時代だったが
自動で楽器を鳴らせる
「シーケンサー」という
装置に興味を持った。
ものすごく高いので
見ることも触れることも
出来なかったが。
ピアノの楽譜を読むのも大変で
コンピューター
とかが自動でピアノを
弾いてくれたらと、
いつも思っていた。
が、
人間は、
機械が自動でやってくれると、
自分が参加出来なくて
つまらないものである、
と後に気付いた。
ヤマハのピアノプレーヤーなどは、
ピアノがアナログ楽器なので
調整することも多くて、
あれはあれで楽しい。
でも、一番興味があるのは、
ロールピアノである。
ずっと、
この足踏み式のを1台完全に
調整してみたいと
思っていた。
リードオルガンのように
大きな風袋が中に入っている。
ペダルは折りたたみ式で
ピアノを自動でならしたい!
という夢は、昔から世界中の
ひとが考えていたことらしい。
ホロヴィッツの初期の
ロールピアノ音源の復元に見られる
ように、ロールピアノは、
ちゃんと調整すれば、驚く
ほど緻密な表現力があるのかもと、
思う。
とりあえず、鳴らないので、
ピアノ部分を直そう。
このピアノはおそらく
1930年代のもの。
ピアノ自体、
古き良き時代の響きが出ると思う。
譜面台が横一線に広くて、
このデザインは、楽譜を沢山
並べるのにイイかもしれない。
ピアノ&オルガン修理調律
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