2014年03月
校長先生、町教育長、町長、議会議長の後で、PTA会長の祝辞。恥の上塗りで〜全文紹介〜
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卒業生の皆さん、今日は「なんで学校に行くのか」ということをお話ししたいと思います。
皆さんは今日、小学校を卒業すると次は中学校に行きます。そして高校、もっと勉強したい人は大学に行くでしょう。でも、なんの為に、学校に行くのでしょうか?
学校という所は、半分は「勉強」するために行くのですが、後半分は「自分が何者なのかを知る」ために行くのです。
友達に会う、休み時間に遊ぶ、先生と話す、掃除をする図書室で本を探す、運動会や修学旅行。
そういうことをしながら、だんだん「自分に出来ること」「得意なこと」そして「苦手なこと」がわかって来るのです。
学校は「自分のやりたいことはなんだろう?自分には何が出来るのだろう」ということを考える場所でもあるのです。
だから勉強が好きじゃなくても、とにかく毎日学校に行きましょう。いろんな人と一緒にすごすことで、夢や目標がだんだんわかって来る筈です。
さて、その「夢」について、きょうは私の一番好きな言葉を贈ります。
If You Can Dream it , You can do it .
「夢見ることが出来れば、それを実現することができる」
という意味です。
皆さんは「ディズニーランド」に行ったことがありますか?
「ディズニーキャラクター」や「ディズニー」の映画は好きですか?
あんなに人気のある物、みんなを楽しませてくれる場所、
一体誰が考えたんだろう?
あれを考えた人って凄いと思いませんか?
それは、ウォルトディズニー、という人です。そして
If You Can Dream it , You can do it .
これは、ウォルトディズニーが言った言葉です。
ウォルトディズニーは貧しい家庭に育ちながらも、いつも夢を持ちつづけ、それをなんとかして実現したいと努力したひとです。貧しいということはお金がないということです。
でもウォルトディズニーはとにかく働き者。
「夢はあるけどさ、お金がないから無理かなあ」なあんて最初から諦めたりしないで小学生の頃から人より早起きして働いたり、会社を作って社長になったらほかの人が寝てからもまだ仕事をしていたという人でした。
ことばで言うと簡単だけど「努力する」ってことは、いつもいつも考えていること、毎日毎日繰り返すこと、何度も何度もやってみること、無駄だと思うようなことを諦めないで、信じて続けることです。
If You Can Dream it , You can do it .
「夢見ることが出来ればそれを実現することが出来る」
沢山の人が喜ぶんだ、面白い物を作っているんだ、自分は良いことをしているんだと信じて、決して諦めない。夢を実現するということは、そういうことなのかもしれません。
皆さんも「将来の夢」について作文を書いたり、みんなで話したりしたことがあると思います。夢を実現させるためには、頭の中で何となく考えているだけでなく、どんどん人に話すことも必要です。
ところが「そんな夢みたいなこと、出来るわけないよ」という人もいます。
もし本当にかなえたいことなら「夢」といわずに「計画」と言った方が良いかもしれません。
ウォルトディズニーが「ディズニーランドを作ろう」という夢を計画してから実現するまで、15年以上かかっています。それはほとんど、自分の夢の計画を人に分かってもらうための、信じてもらうための時間でした。
お父さんお母さんは、皆さんが夢を見つけるのを楽しみに待っています。子供が話す「夢みたいな話」を真剣に聞いてあげなきゃと思っています。そしてその計画を実現するために力を貸してあげたいと思っています。
皆さんの人生は全部「自分の夢を見つけて実現させるため」に自由に使っても良い時間です。「さて、自分は何をして生きて行こうか?」
次の学校、中学校での3年間も、それを考えるための時間です。
諦めずに信じて思い続ければ、どんなことでも必ず実現するでしょう。
If You Can Dream it , You can do it .
「夢見ることが出来ればそれを実現することが出来る」
これからの長い長い人生、皆さん一人一人に素晴らしい未来が待っているのだと信じてお祝いの言葉とさせていただきます。
本日は、ご卒業おめでとうございます
ヤマハ、リードオルガン5号型
風袋張替え、他
リードオルガンの修理で大変
なのは、「分解」。
沢山のネジを外して、やっと
修理箇所にたどり着く。
明日から3日くらい、この風袋
の張替え。
5号オルガンは、ストップ11個
音色が多い分、リードの枚数も
200枚以上で、かなりの数。
リードオルガンの「調律」は、
滅多に狂わないが、このオルガンも
製造より40年以上経っていて、
全体的な調律もそろそろ必要。
ピアノと違い持続音楽器の場合
調律のズレがずっと続くので
それはズレから来る不快な響きが
ボディ全体で響くので、時には
雑音に感じられる。
このオルガンの場合、調律を
合わせるかどうかで、出てくる
音楽が随分違う。
竪琴模様のゴム製ペダルは
結構きれいな状態なので
このまま使う、、、
グレングールドは言った。
「聴いた人の人生を変えてしまうような演奏をしたいんです。」
と。
中三の秋、帰宅部でテレビ少年で「ヒマでヒマで」なあんにもすることが無かった私は、スウィングルシンガーズの「バディネリ」でバッハの曲に興味を持ち、ワルターカーロスのシンセサイザー演奏で、インヴェンションという曲を知る。
インヴェンション全曲を聴いてみたい!と、自転車で40分かけて梅田の阪急グランドビル30階のレコード屋「DAIGA」に行き、グレングールドのが2000円で1番安かったので、さんざん迷った末、それを買って、左手に抱えて右手でハンドルを握って再び自転車でウチに帰った。自力でレコードを、しかも高いLPを買うのは生まれて初めてだったのである。
プレーヤーは持っていなかったので、兄に借りてテープに録音させてもらい、聴いた。
当時持っていた、チェルニー版のインヴェンション(全音の楽譜)の譜面と演奏が全然違うので、戸惑った。
2000円は、月々の小遣いからすれば大金である。
「なんか変なレコード買ってしまった!失敗したかなぁ」
と思ったが、何回も聴いてしまう。
チェルニー版の楽譜が「変」なのだ!と確信してしまうくらい、グレングールドは「正しい」と思うようになり、繰り返し聴く。
その後バッハの「原典版」の楽譜を入手して、バッハの楽譜には速度も表現記号も何も書いていないことを知り、更にグレングールドの「正統的バッハ演奏などというものがあるなんて私は知らない」という言葉や、そもそもバッハの時代には「ピアノ」そのものがまだ無かったこと、そしてバッハ自身も鍵盤楽器の「指定」をしておらず、どんな楽器でどんな風に弾いても「自由」なのが、結局「正しいバッハ」なのだと思うようになった。
このレコードのせいで、私は、15歳から改めてピアノをバイエルから習ったり、下手なりにインヴェンションを弾いたり、ついには「ピアノ調律師」になってしまったりする。未だにインヴェンションのレコードは聞くたびに新鮮で、いつまでも飽きない。
神田神保町、古書センター9階
知る人ぞ知る、富士レコード。
ここは、SPやLPがズラリ
並んでいて、マニアの店っぽい
が、奥に並んでいるCDも、
普通見かけないようなものが多い。
そこで見つけた中古のグレングールド
CDは、普段は極力「図書館で借りて」聴くばかりなので
買うなんて、滅多にしない。
ゴールドベルク変奏曲は、
インヴェンションと同じく
これまでもこれからも何回も
聴くだろう。
ゴールドベルク変奏曲を弾いたり
録音しようとするピアニストは
グレングールドのせいで
グレングールドより有名に
なれないかもしれない。
このCDは、後半に、レコードに
入らなかった、ボツにした録音が
収められている。
三声のインヴェンション
「シンフォニア」も
入っている。
今でもピアノの演奏会で
堂々とプログラムに
インヴェンションや
シンフォニアを入れるのは
勇気の要ることかもしれないが、
グレングールドの演奏は、
この曲集が大変な名曲で
あることを教えてくれる。
殆どの録音が一発OKだったという
サンソンフランソワも凄いが、
グレングールドの場合、
僅かな違いの録音を幾つも
録っている。
いずれにしても、天才ピアニスト
だと思う。
そして、聴いた人の人生を変える
ほどの演奏を遺していると思う。
私が中国ピアノ曲の複旋律を
なんちゃって演奏できるのは
ちょっとだけバッハを弾いた
おかげで、その元々は、
グレングールドのせい、というか
「お陰」である。
中国第三位のピアノ工場
「海伦钢琴」見学、その1
徐さんが昨年までここで
勤めていたことから、
今回お願いして、
見学出来ることになった。
ピアノがどんどん作られる
日本だったら、
「そんなに作ったら
売るのが大変だぁ」
などと言われるかもしれない。
が、
コレが、高度経済成長、
作れば作るほど売れる、
売れて売れて仕方がない、
生産が「間に合わない」
ということらしい。
日本では、40〜50年前
が、、、そうだった。
工場内は整然として、
人が少ない、、
昔見学したカワイの工場は
もっと人が沢山いたが、
機械化が進んでいるらしい
コレは弦を張っているところ
音色、タッチだが、それは
民族の違い。
ピアノの質は、
安かろう悪かろうの
十数年前より格段に
良くなっている。
グランドの整音室で
長く中国人調律師と
ピアノの整音の話を
したが、残念ながら、
写真は、
撮らなかった。
寧波でピアノ工場見学の
ために泊まったホテル。
寧波でピアノ工場見学の
ために泊まったホテル。
今まで泊まったホテルの
中でワーストワン!の
抜群のサービスの悪さ!
というか、サービス
そのものが、無い、、、
まず、水が出ない。
つまりお湯も出ない。
文句言うとしばらくして
ちょっと濁った水が出た。
シャワーは諦めた。
前の客の茶殻や吸殻が
〜そのまんま!〜
吸い殻、そのまま、、
テレビは珍しくブラウン管
なぜか自由に使えるらしい
パソコンがある。
廊下では深夜まで電気工事
中で数人作業員が楽しく
歓談しながら、ときどき
「ゴワー、ぺっ!」と
痰を吐く。
フロント前にはトランプとか
やりっぱなしのテーブルが
あり、それは従業員と近所
の愉快な仲間たちが楽しく
遊ぶためらしい。
ピアノ工場を案内してくれる
徐さんと二人で、いわゆる
ツインの部屋。
一泊二人で千円強くらいか。
改革開放間もない頃を
彷彿させる、涙出てくる位
懐かしい、サービス意識の
全く無い頃の中国が、まだ
残っていて、今回の旅の
一番の思い出になった。
コレだって昔は普通の人民に
とっては贅沢なものだった。
ホテルの廊下を歩くと、
非常階段にゴミが山積み。
初めて中国に来た25年前、
こんな情景を沢山見た。
ものすごく、異国情緒。
既に何度目かの上海、
最後の夜は、翌朝早い
飛行機のため早く寝たかったが
豫園や人民広場、福州路
などを走ってパトロール
していたら、予約していた
ホテルに着いた時には
九時を過ぎていた。
で、、やっとたどり着いた
ホテルで
「予約していた渡辺です」
というと、
「8時を過ぎたので予約取り消し
になりました」
と。
「空いてる部屋とかないんですか?」
と聞くと
「没有」〜ないよ。
仕方ない。ヘトヘトの心で
ホテルを出て、ふと、その隣
にもホテルがあったから、
そこに入って聞いてみると、
138元の部屋があるという。
最後の夜なので寧波のホテル
のように純朴なサービスは困る。
ちゃんとお湯が出るシャワーが
あることを確認して泊まることを決め
パスポートを出すと、
「共和国のパスポートじゃないのか?」
と言われた。
基本的に中国人しか泊まれない
ホテルらしい。
でも、泊まれてしまった。
ココは、一人で泊まる系の
ホテルではなく「ふたり」で
泊まるホテルらしい。
だからなのか何なのか、
値段の割に「快適」
シャワー室は、ガラスが
透けて見える造り
小龍包とタンメンを頼むと
インスタントをチンしたような
上手くない味、、、
でも、2品でホントは22元なのに、
店員がお釣り間違えて、12元で
済んでしまった。
正直に生きていれば、イイ事
あるんだな、、と思った。
ビクビクしながら小走りに
ホテルに戻り、熟睡した。
上海、豫園商場。
何か中国で流行っている
CDを、と思って歩いたが
所謂「土産物屋」には
CDはなかなかない。
彷徨っていると、母から
家の樋が外れてるから
付けに来て欲しいと
携帯に電話があった。
中国にいて普通に日本から
電話に出られるのは、
昔はあり得ないことだった
この後、上海最大の本屋を
目指して福州路に行ったが、
楽譜の品揃えはそれほど
多くはなかった。
上海、人民広場駅周辺。
夜の公園、広場では、
ラジカセ最大音量で
ラジオ体操っぽい振付の
だんす?を踊っている
集まりを良く見かけた。
日本だって毎晩何処かで
盆踊りとラジオ体操を
融合させたようなだんすを
やってたら、楽しく入って
いきたい!って人、
多いんじゃないかなぁ。
キューバとか南米の映像を
見ると、みんな楽しそうに
飲んで歌って踊っている
けど、日本にも、そんな
気軽に踊れるものが、
あれば、と思う。
やっぱりラジオ体操?
ラップで?
ギターの女性は、自分の
心情を穏やかに切々と歌う
やってない?閉まってる?
みたいな雰囲気のビルの陰
上海音乐书店で
中国で今流行ってる?
というCDを買うことが
出来た。
私の集めているのは
中国のピアノ曲だけではない。
もし宇宙人が地球に来て
この星の音楽、言葉を
調べたら、一番多いのは
英語文化だが、次に圧倒的
な迫力で宇宙人の五感を
刺激するのは中華人民の
言葉、音楽、である。
中国人がラップしてるのは
日本語よりも合ってる
かもしれない。
中国第三位のピアノ工場
「海伦钢琴」見学、その3
工場内には、展示場と
ホールがある。
ホールのピアノは、殆ど
使わないのか、全然調整
していない感じだった。
ピアノは、売れているが
どんなピアノが、どんな音が、
どんな響きが「良い」のか、
みんな「気にしない」のかも
しれない。これは、日本と
同じである。
ロビーなど至るところに
ピアノが「置いて」ある
ピアノは、買うときだけ色々悩み、
買った後は、音色がどうとか
調律がどうとか、気にしない
人が多い。それは「調律」
というものが、言葉では
説明しにくいもので、
何となく感じるもの、
だからである。
ピアノメーカーは、とにかく
売れれば良いのである。
だから、工場には、ピアノに
興味のない人も多い。
ピアノの曲を知らない聴かない、
弾かない人も多い。
工場見学を終えて思ったこと。
沢山沢山作られたピアノ、
日本みたいに「置いてあるだけ」
にならないようにするために、
もっと調律師がピアノの最良の
状態を「普通の人」にも分かる
ように提示していかなくては
ならない。
俺自身も、もっともっとピアノを
弾こう、、、ということ。
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