調律師「才気堂」

「才気堂」とは、古いピアノやオルガンを「再起動」するという意味です。 ピアノ調律師として、一般家庭のピアノを調律する他に、ピアノ・足踏みオルガンを再生修理していますので、その楽器をご紹介致します。 自宅は「変な家」、ドームハウスです。

2012年01月

アカネ色のオルガン

サクラ材のオルガンは、赤く染められてからニスを塗ってある。

修理の際は、古い塗膜を完全に剥がしてから、改めて着色して、昔ながらのセラックニスを塗る。

この塗装は木目が美しく際立つ。特に、夕陽が当たった時のアカネ色は、他では見られない、深い美しさ。45d50aee.jpg

オルガンの鍵盤

古いオルガンの鍵盤はセルロイドで出来ており、経年変化でかなり黄ばんでいる。

コレを古い良さととらえる方もいるらしいが、才気堂独自の技術で、ほど良い色合いを残しつつ、白くキレイに出来る。

今どきのピアノ用の白鍵は、どちらかと言うと、青白いので、なるべく張り替えるとしても、古いセルロイドを使うab8d8175.jpg

ピアノの乾燥剤

ピアノの乾燥剤というのは、入れても意味がないので、私は、全然オススメしない。

乾燥剤というのは、ピアノ調律師の小遣い稼ぎのために入れているようなものである。

私も積極的に「小遣い稼ぎ」すれば良いのかもしれないが、意味のないことは「やる気」が出ないので、結局、ピアノ調律師としてお客さんに無意味な品物をオススメ出来ずに、生きてきた。

中には、毎年、ピアノの中にどんどん追加していく調律師もいる。

大体、効果が数ヶ月の乾燥剤をひたすら入れ続けて、何になるのさ…

乾燥剤を信じているお客さんがいたら、本当にピアノに効果があるのか、一度は考えて欲しい。そして調律師に聞いてみて欲しい。

多分、調律師も、効くかどうか、知らずに入れていると思う。


画像は、過去の調律師が毎年入れて積み上げた乾燥剤。アップライトピアノの下部。

俺は、途方に暮れて、それを眺めたよ…cd32a981.jpg

掃除したピアノ

掃除機でホコリを取り、鍵盤を戻していく。

このとき、動きの鈍い鍵盤に気が付いて、調整する。48aba3d3.jpg

ピアノの掃除

製造より41年経ったピアノ。

おそらく鍵盤を外して掃除するのは初めてだろう

41年分「積もった」ホコリ


因みに、ホコリがたまっていても、いなくても、音色にはあまり関係ないかもしれない。
が、私は思う…

大掃除の時、ことごとくチリやホコリを取ると、なあんとなく空気が清澄になり、声の響き方が違って感じるように、ピアノも掃除すると、なあんとなく音色が澄んで響くような気がするのだ0c45cb44.jpg

デコレーションモデル

イタリア製アコーディオン

ゲリーニ

MMMLのミュゼット仕様のフルサイズ

最近は、何でもデコるのが流行っているが、ヨーロッパの楽器、特にアコーディオンには百年くらい前からデコレーションモデルがある。

スポットが当たるとキラキラ輝くようになっている

2月19日の南麻布での足踏みオルガン演奏会でも使う予定aee06f7f.jpg

キティちゃん!

娘が20分くらいで作ったキティちゃん!

だんだん、早くキレイに作れるようになって来たf3fb727b.jpg

ストップ

オルガンの音色を切り替える仕組みを「ストップ」という

ストップのノブには、雑音防止の分厚いフェルトが入っているが、これを交換するために、私は、わざわざストップノブを外す。

ここは、ストップの操作性に関わる、大切な作業である58f2bc15.jpg

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

梅の木は、余計な枝をどんどん切らないと花が咲かないし、実も成らない。

毎年、切り方を考えるが、思い切った剪定をしたほうが、花が沢山咲いて、実も多いみたいだ。53326138.jpg

刃物研ぎ機

オルガン修理も、革工芸も、刃物を沢山使う。

刃物研ぎも頻繁に行う。

作業が楽になるようにと、刃物研ぎ機を買ってみたが、なかなか「刃」がつかない…

結局「手」で研いだ方が、早かったりする…49883c8e.jpg

スキ

革の床面を削いで薄くすることを「革スキ」という

手でやると面倒な作業だが、なぜだか始めるとハマってしまう。

気分転換や精神統一に、私の場合は「革スキ」61788a0b.jpg

オルガン解体

40年前のクロダオルガン

電気のオルガンで二段鍵盤と足鍵盤がついている

電気のものは消耗品であり、直すよりも、新しいものに買い換えなさい、という作りなので、直せない。

とりあえず、場所をとるので、解体して、廃棄できるようにしているところ242939c5.jpg

立ってるの?寝てるの?

どっち向き?44b825b8.jpg

窓際族

窓際で外を眺めるのが仕事…02d9bfe3.jpg

彫刻

大正時代のオルガン

塗装をやり直す場合、古い塗装を全部剥がし、彫刻の入った部分は、彫刻刀で輪郭を彫り直す

こうすることで、再塗装後、彫刻部分が美しくクッキリ映える5af3a078.jpg

現場での弦交換

ピアノの弦交換は、作業場にピアノを運んで作業することが多いが、現場でも可能である。

但し、作業は、やりにくい。

今回のアップライトの弦交換は、巻線以外を2日で完了。

しばらく弾いて、かなり狂った頃また調律、また弾いて、また調律

半年くらいで、調律は落ち着いてくる。38744708.jpg

弦交換完了

弦を新しくすると、もちろん「見た目」がピカピカになる

が、

音を気にしない人が多い!

新しい弦は、良く振動する。従って、音色に厚み、膨らみが感じられる。
新しい弦は、狂いやすい。それは、弦が張力に馴染んでないせいもあるが、何よりも「良く振動している」から、良く狂う、のだと思う。1fc875b7.jpg

題名のない音楽会

才気堂修復オルガンが、テレビに登場!

放送予定日
2012年2月5日、午前9時から、テレビ朝日

作曲家、青島広志先生が、童謡伴奏で弾かれます。5c18fbfa.jpg使われたのは、西川オルガン、4ストップの機種

「才気堂」演奏会

2012年2月19日(日)
14時から

南麻布「セントレホール」にて

才気堂オルガン演奏会
お茶&お菓子付

2500円


お申込お問合せはメールでお願いします。

info@saikido.netCIMG0621

ピアノに弦を張る

なんとか午後いっぱいで全部張りたい!

と、息巻いていたものの、1時から6時までの5時間で50掛くらいしか出来なかった。

これでも、出来映えからすれば、かなり早くキレイに張れたほうだと思う。

ピンへの巻き数や弦の状態を揃えることで、調律しやすい、音が狂いにくいピアノになる950bf637.jpg

古い弦を外す

半日で弦を外す

ピンを一回緩めて、全ての弦を外す6961948d.jpg

アップライトピアノ弦交換

43年前のヤマハ

サビが原因で弦が次々切れるので、巻線以外を全部張り替えることに

張弦は得意だが、現場で立てたままの状態での作業は結構大変be467363.jpg

イチゴを食べるイルカ

イルカがイチゴを丸呑みeb09d0cd.jpg
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