昨年と今年2月開催されて
行けなかったコンサートに
とうとう行ってきた!
ダニエルバレンボイムが
特製平行弦ピアノ持参で
サントリーホールで三密コンサートを
敢行していて、ピアノ好きな方は
こぞってそっちに行ってるようだが
私はこっちを聞きたかった。
銀河鉄道999の映画が上映されて
そのBGMを生演奏するというもの。
アレは俺が小6の時、
見に行きたいと思いつつ
近所でやってる訳でもないので
999の映画を結局見られない
まま終わってしまい、
後になってから母にねだって
銀河鉄道999の映画版BGMの
レコードを買ってもらった。
母は保険の外交員で、
お客さんに三木楽器に勤めてる
人がいるから、と、2割引で入手して
そんな手間暇かけてた時代だった。
見たことない映画の曲だけ聴いて
ジャケットやストーリー解説の絵を
見ながら映画への思いを馳せつつ
何度も聴いた。
のちに、映画版銀河鉄道999の
ドラマ篇のレコード(2枚組)も
買ってもらった。(件の2割引ルート)
映画を見るより、何度も何度も
音だけで聴いたため、セリフや
音楽が深く心に刻まれてしまった。
映画の銀河鉄道999をちゃんと
通して見たのは40過ぎてからである。
、、、、
そんな銀河鉄道999のシネマコンサート
2月に逃した時は、行けばよかった
と後悔していた。今回の再演は
突然新聞で知り、すぐにチケット
予約した。2階席の16列目だが、
銀河鉄道999の映画、音楽、セリフなど
知り尽くしているので、遠くても
何も不自由はない。
少し早めに上京して浅草橋で
中国人経営、お客も中国人的な
お店で遅い昼飯を食べ、
革屋をウロウロして、ただ今鋭意
試作を重ねているトートバッグ用の
革などを買った。
東京国際フォーラムには開演20分位前に
着いた。
グッズ販売は休憩と終演後らしい。
「戦士の銃」や
「999に乗れるパス」
を売ってないのが残念!
エスカレーターと階段が並んでるのを
見ると、
メガロポリスの銀河ステーション中央駅
の999のりばに向かうのにもこんな
エスカレーターが並んでいたなぁと
ふと思い出した。
2階席に上がるには、5階か6階の高さまで
階段やエスカレーターを上った。
大編成のオーケストラと大きなスクリーン
が見える。2階席から見るとスクリーンは
小さく見えてしまうが、気にしない。
(開演前の様子)
開演前にはメーテルの声(池田昌子)で
各種案内が放送される。
まさにメーテルなのだが、
私は音の頭を聴き分けることに
慣れているので池田昌子さんも
入れ歯になったんだなぁと感じた。
そして映画上映が始まり、音楽が始まる。
映画オリジナルそのままに音楽が入る。
音楽だけを聴いて様々な想いを馳せた
映画なので、始まってすぐに
じんわりしてしまった。
オリジナルでは鉄郎がパスを盗んで
逃げる場面でパーカッションが
効果的に入るのだが、今日はドラムで
代用されていた。
999が発車する場面では
タケカワユキヒデ本人が歌唱。
映画の中のメーテルや鉄郎は
若いままだが、タケカワユキヒデは
年取ったなぁと思うと同時に
自分もそうなんだなぁと思う、、
松本零士のアニメにはスキャットが
効果的に使われ、ヤマトでも999でも
女声の哀しげな旋律が印象的なのだが
今回スキャットの女声の声は少し
アルトでちょっと違和感、。
出来れば細くて儚げな声が
聞きたかったなぁと思った。
ちなみにオリジナルのスキャットは
テレビ版も映画版も、伊集加代子。
伊集加代子はハイジのテーマ曲も
歌っている、テレビのコーラスなどで
活躍した名手で11PMのテーマにも
入っている。
後半のヘビーメルダーの酒場での
リューズが歌う「やさしくしないで」は
かおりくみこ本人ではなく
これもスキャットと同じ人が歌ったので
それならやっぱり少し太い声が
必要だったのかなぁと感じた。
トチローの場面では本来なら
ハーモニカが切々と泣くはずだったが
恐らくあの音はピアニカである。
トチロー自身がハーモニカが
好きだった設定なので何とか
ならなかったのか、、と思う。
終演後、拍手鳴り止まぬうちに出て
誰もいないグッズコーナーで
パンフレット(\1,500-!)を買った。
この日は作りたての真っ赤な
トートバッグを持っていたので記念に
係の人に写真を撮ってもらった。
改めて感じたことは、
戦闘シーンの迫力と
まるで自分が宇宙にいるような体感。
1980年頃子どもだった世代は
松本零士のおかげで何万光年も
彼方の宇宙に連れて行ってもらえた。
限りあるいのち、
かけがえのない地球を
大切にしなきゃと思うと同時に
数々の人生教訓のような名セリフ!
負けると分かっていても
戦わなくてはならないことがある
ということも松本零士に学んだ。
帰りの東京駅までの地下道、
惑星メーテルよりもはるかに
未来感ある風景、、
テレビ版、映画版BGMはもちろん
999のレコードは何枚も集めてあるが、
この8ミリの2巻組は、ある日父が
突然買ってきたもので、既にビデオの
時代に入っていたのに何で今さらと
思いつつも、何度も見た。
映画全編が2巻36分に短縮されていて
元々辻褄の合わないストーリーが
さらに支離滅裂になっているのだが、
それがまた999の魅力だろう。
サウンドトラックも付いているが
トーキー不対応映写機ように
音声だけのカセットテープが付いている
ゲスのニューアルバムを
最大音量で試聴!
近年、アナログレコードを
同時発売するアーチストが
チラホラ現れたが、
聴いてみると、どうにも
サウンドに迫力がない!
アナログ全盛期の録音は
どれもこれも迫力があった。
多分それは、録音方法によるもの。
アナログ録音はレベルいっぱいに
時には音が割れるくらいに
録音してあるのに対し、
デジタル録音の録音レベルは
かなり控えめで、録音してから
音を膨らませたりする。
だから迫力がないのだと思う。
-
2枚組なのに、
片面3曲ずつ、
全部で12曲、
合計45分、、
本来なら1枚で収まる
内容、、、
パソコンで録音したり、
データ化すると、
音がスカスカになって
更に迫力がなくなっていく、、
レコードは、やっぱり、
そのまま針で聴く時が
一番良い音だと思う、、
とりあえず、ゲスのレコードは
録音が拙いと思った、、、
某教会の控室に何十年も
眠っていた、というか、
隅っこに片付けられて
忘れられていたリードオルガン
おなじみ、ヤマハ11ストップ!
昨年検品に出張して、
ネズミの害で音が出なくなった
というので見てみると、そうではない。
経年変化で風袋がパリパリに
破れてしまっていた、、、
その後電話などで相談して、
お見積を
何度か書き換え、いちばん安い
方法でなんとかすることに、、
それは、現場で分解して、風袋と
鍵盤部分を持ち帰り、風袋は張替え、
鍵盤なストップは分解掃除して、
リードは全部抜いて掃除して、
後日再び現場で組立てて、そこで
調律する、というもの。
この内容だと、
弾いた時のガタガタ感など
気になるものの、
調律と風袋張替えという二大作業を
することで、とにかく「楽器」として
蘇る、、、
分解の日、この機種に多い外装の
剥がれは、後日組立て時に目立たなく
するために着色することにした。
風袋の板の修理に結構手間が
かかったが、いよいよ袋張り
まずは、新しい蝶番をつけて、
袋がすんなり張れる位置
ねじ止めする
大袋のヒンジ部分内側。
ココのラバークロスは、
なかなか付けにくい。
大袋を張る。
小袋準備。
小袋の内側には厚紙が
貼ってある。
これを予め作っておく。
カタチに決まりはない。
とりあえず元の形状をまねて作る。
大袋を張る。
私の場合、張ってから、
余った部分を切り落とす。
翌日、小袋を張る
風袋のバルブ、ヤギ革製。
この機種のように8枚使う
大型の袋張りでは、使う革も
大量になる、、、
ペダルを踏みすぎたとき
空気を逃す、安全弁。
すり減ってガタが出ていた
ペダルローラーの軸受けは
新たに作り直した。
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